東京ストラディバリウスフェスティバル2018

EXHIBITION

STRADIVARIUS 'f'enomenon ストラディヴァリウス300年目のキセキ展

森アーツセンターギャラリー

至高の響きを生むための完璧な造形を持つと称されるストラディヴァリウス。実物はもちろん、その誕生の系譜から、製作環境、所有者の履歴、その秘密を解き明かすための科学的実験に至るまでを展示する、壮大なエキシビジョンです。会場内にライブステージも設置し、有識者によるトークセッションや、生演奏などのライブプログラムも展開。至高の楽器のその所以を、深く知り、生で体感する、またとない機会をお届けします。

開館日時

開館日時は以下の通りとなります。不規則となりますのでご確認の上ご来場ください。

10月 9日 (火)
15:00~22:00
10月10日(水)
10:00~17:30
10月11日(木)
12:00~22:00
10月12日(金)
10:00~17:30
10月13日(土)
10:00~22:00
10月14日(日)
10:00~22:00
10月15日(月)
10:00~17:30

※最終入館は各閉館時間の30分前まで

チケット情報(消費税込)
一般
2,300円
中・高・大学生
1,500円
小学生
800円

小学生未満は無料

※当日券のみの取り扱いとなります。前売り券はございませんので、予めご了承ください。
※障がい者手帳をお持ちの方とその介助者(1名まで)は、当日料金の半額となります。
ご入館の際に、チケットカウンターにて障がい者手帳をご提示ください。

EXHIBITION PROGRAM

ストラディヴァリウスの響きが人間に与える美しくも不思議な現象を “f”enomenon と称し、4 つの視点から分解してその魅力を紐解きます。

i foundation誕生について
ストラディヴァリウス。その不思議なヴァイオリンはかくして生まれたのか。その作者とは。師匠とは。当時の社会背景とは。起源から、フォロワーの誕生に至るまで、その系譜をまずご覧に入れます。イタリアはクレモナにある、ミュゼオ・デル・ヴィオリーノ全面協力のもと、各時代のキーとなるヴァイオリンも実際に展示。300 年経った今も鳴り響く、生きた楽器の、生きた歴史をご高覧ください。
ii form形づくられるまで
ストラディヴァリウスは完璧な造形であるとうたわれています。アントニオ・ストラディヴァリは実際にどんな道具を使っていたのか。どんな製作環境でその腕と、感性を磨き、数多くのヴァイオリンを世に送りだしていったのか。ヴァイオリンクラフトの聖地・クレモナの工房の様子を、東京に再現。製作過程のライブデモンストレーションも行います。
iii formula音の秘密について
至高のヴァイオリンと呼ばれるにふさわしいサウンドデザインを300年前に成し遂げていたストラディヴァリ。そこには一体どんな秘密があったのか。木やニスといった素材なのか、卓越したクラフトマンシップのせいなのか、はたまた人間の感動の仕組みにキーがあるのか。クラシック有識者やテクノロジスト達とセッションすることで、私たちの感動の要因が何なのかを紐解きます。
iv future未来について
人の手から手へと渡り、新たな所有者と出会うことで、今日まで“生きた楽器” になりえたストラディヴァリウス。旧くはローマ法皇から、そして現代のあの演奏家に至るまで。一挺一挺につけられた名前には、出会いのストーリーが潜んでいます。歴史上リマーカブルな20挺を、ぜひ生でご高覧ください。これまでの300年から、これからの300年へ。未来のヴァイオリンへの示唆が、そこに浮かびあがってきます。

LIVE SESSION PROGRAM

東京にやってきた21挺のストラディヴァリウス。その音は?その所以は?
展示中のケースの中から実際に取り出し、その場で生演奏を披露。
また、有識者達によるトークセッションも行います。
約300年前に誕生した楽器が今の時代にどんな響きを私たちに与えるのか。
ぜひご自身の耳で、目で、脳で、確かめに来てください。

10月9日(火)

15:30~16:15
STRADIVARIUSBonamy Dobree, Suggia × 新倉 瞳
18:00~18:45
STRADIVARIUSSan Lorenzo / Hamma × 礒 絵里子

10月10日(水)

12:00〜12:45
STRADIVARIUSGreville, Adams, Kreisler × 川久保 賜紀
15:00〜15:45
STRADIVARIUSStella × 二村 英仁
STRADIVARIUSDa Vinci × 中澤 きみ子

10月11日(木)

15:00〜15:45
STRADIVARIUSMarquis de Riviere / San Lorenzo × 古澤 巌
16:30〜17:15
STRADIVARIUSGibson / Hamma × David Carpenter 他
18:00〜18:45
STRADIVARIUSGibson × 川本 嘉子

10月12日(金)

12:00〜12:45
STRADIVARIUSGibson × 澤 和樹
STRADIVARIUSHamma × 宮本 笑里
15:00〜15:45
STRADIVARIUSCholmondeley × 宮田 大

10月13日(土)

12:00〜12:45
STRADIVARIUSDa Vinci × Dan Zhu
15:00〜15:45
STRADIVARIUSSabionari × Krishnasol Jimenez(SINGER:Maria Cristina Kiehr)
16:30〜17:15
TALK SESSION 1
–楽器としてのホールと、ストラディヴァリウス– 音響設計家 豊田泰久(永田音響設計) × ヴァイオリンキュレーター 中澤創太(日本ヴァイオリン)
18:00〜18:45
STRADIVARIUSMedici,Tuscan / Viotti × 三浦 文彰

10月14日(日)

12:00〜12:45
STRADIVARIUSSan Lorenzo × Gerard Poulet
15:00〜15:45
STRADIVARIUSMaurin Rubinoff × 神尾 真由子
16:30〜17:15
TALK SESSION 2–Making of “Stradivarius: Timeless Journey”– 國崎晋(株式会社リットーミュージック) 細井美裕(Qosmo) 久保二朗(株式会社アコースティックフィールド) 葛西敏彦(Oasis Sound Design Inc. / studio ATLIO)

Stradivarius: Timeless Journey のサウンドを作り上げた
音のスペシャリスト達が製作のバックストーリーについて語ります。

18:00〜18:45
STRADIVARIUSMaurin Rubinoff / San Lorenzo × 神尾 真由子

10月15日(月)

12:00〜12:45
STRADIVARIUSRode / Kochanski × Pierre Amoyal
15:00〜15:45
STRADIVARIUSBonamy Dobree, Suggia × 新倉 瞳

*出演者及び使用する楽器につきましては、都合により変更になる場合がありますので予めご了承ください。
*入場チケット料金のみでお楽しみいただけるプログラムです。
*入場制限がかかる場合があります。
*スペースに限りがございますので、ステージ・イベントをご鑑賞いただけない場合があります。

–アントニオ・ストラディヴァリのクラフトマンシップに敬意を表して–

【東京ストラディヴァリウス フェスティバル 2018 実行委員会】

  • 実行委員長 / 代表キュレーター中澤創太
  • 総合プロデューサー宮内翔 (株式会社 デザインオフィス ライン)
  • クリエイティブディレクター齊藤智法
  • プロジェクトライター三國菜恵

【展覧会全体】

  • 展覧会会場構成村山圭 / 遠藤直人
  • 展覧会文章三國菜恵 / 橋口弘
  • アートディレクション齊藤智法
  • グラフィックデザイン野口敏 / 藤原来未
  • 展覧会施工株式会社 東京スタデオ / 株式会社 オカムラ
  • 写真撮影ヤン・ローマン / 安永ケンタウロス / 仁木岳彦 / 永川智子
  • 工房デモンストレーションフランチェスコ・トト
  • 映像EDP graphic works
  • プロジェクションコーディネート岸本智也
  • ウェブ株式会社 rgb255
  • 翻訳株式会社 オフィス宮崎
  • 展覧会カタログ印刷株式会社 電通オンデマンドグラフィック
  • 製作協力株式会社 デザインオフィス ライン / 株式会社 電通 / 株式会社 アマナ / 株式会社 Qosmo / 株式会社 rgb255 / 株式会社 NewPort. / 東京リスマチック株式会社 / sonihouse / アクセルフィルムズ株式会社 / EDP graphic works
  • スペシャルサンクス藍耕平 / 古田英之 / 増澤優太 / 熊野雄介 / 宮本真帆 / 宮川尚

【インスタレーション】

  • 企画 / サウンドディレクション細井美裕 (Qosmo)
  • プロデューサー安江沙希子 (Qosmo)
  • ビジュアルプログラミング堂園翔矢 (Qosmo)
  • アシスタントプログラマ中嶋亮介 (Qosmo)
  • 無響室収録・音解析株式会社 小野測器
  • シミュレーションサウンドデザイン久保二朗 (株式会社 アコースティックフィールド)
  • サウンドエンジニア葛西敏彦 (studio ATLIO)
  • アシスタントサウンドエンジニア飯塚晃弘 (studio ATLIO)
  • 3Dデザイン / モデリング元木龍也
  • 建築空間リサーチ協力服部真吏
  • プロジェクトムービーディレクター宮武孝行
  • 特別協力豊田泰久 (株式会社 永田音響設計)
  • 会場協力サントリーホール
  • 図面協力(サントリーホール)株式会社 安井建築設計事務所
  • 協力アンスティチュ・フランセ日本 / ゲーテ・インスティトゥート東京 / Andrew Dipper (http://dipperrestorations.com) / 松岡有佳里

【ショートフィルム】

  • 主演八木莉可子
  • 演出 / 監督熊本直樹(EDP graphic works)
  • 脚本関川友理
  • アートディレクション齊藤智法
  • コピーライティング三國菜恵
  • 撮影片村文人
  • 照明太田宏幸
  • 美術柳町建夫(TATEO)
  • 特機月村恒宜(T2 trust)
  • 助監督伊藤賢
  • 音楽Tomas Suess / Erik Reiff(audioforce)
  • VFXディレクター木村康次郎(gracias)
  • デザイン/エディット加藤貴大(EDP graphic works)
  • カラリスト亀井嘉朗(Sony PCL)
  • MA川村大介(digital egg)
  • 協力プロデューサー土川岳(STAY GOLD)/大角哲也(Aloha Mahalo)
  • 振付浅沼圭
  • スタイリスト関悠太(HAKUHODO PRODUCT’S)
  • ヘアメイク高橋彩 / 山口淳
  • キャスティング桑田慧(ナイスホームラン)
  • スペシャルサンクス伊藤隆 / 秋元孝之 / 原田英樹
  • クリエイティブディレクション齊藤智法 / 熊本直樹
  • 監修日本ヴァイオリン
  • スペシャルパートナークレモナ市ヴァイオリン博物館
  • エアラインパートナー全日本空輸株式会社
  • 特別協力東京藝術大学 / 英国王立音楽院
  • 協力パソナグループ / 森アーツセンター / 株式会社 オカムラ / アシュモレアン博物館 / The Strad / サントリーホール / IHG・ANA・ホテルズグループジャパン / NPO法人イエロー・エンジェル / Accademia Nazionale di Santa Cecilia / ハビスロイディンガー・ストラディヴァリウス財団 / ヤマハ株式会社 / ヴィーブル
  • 機材協力テクニクス
  • 後援イタリア大使館 /ブリティッシュ・カウンシル / J-WAVE 81.3FM
  • 協賛Leonald Santi Limited / センチュリータイムジェムズジャパン株式会社